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植毛紙の技術はすごいよ!
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1984年にアメリカで製作されたコメディ映画「ゴースト・バスターズ」は、他に類を見ないぐらいの傑作作品でしたが、もしも、アイピースの視野や天体撮影写真に「ゴースト」があらわれてしまったら、これは困りものですね。こんな気になるゴーストや乱反射、更にはフレアー等の諸悪影響を抑えるまたはカットするために、「植毛紙」を望遠鏡の鏡筒内、フードや接眼部の中などに貼ることによって、パーソナルゴースト・バスティングを行うことができます。
スメハチの内部反射がひどいのでなんとかしようと植毛紙を買いました。まず植毛紙を1枚ぺりっとはがして裏面に水を塗ります。私はいらないフィルムケースに水を入れて100均のメイクブラシを使って塗りました。水を塗った植毛紙をスメハチさんのフィルム室にぺたり。上下左右ぴっちり貼って完成です。さいわい、しわが出来たのは遮光板に接する部分など、光に影響が出ないところです。しかし気分が悪いですしドローチューブの中はさすがにしわになると困るため作業方法を工夫しました。
植毛紙とも呼ばれている紙で、静電気の性質を利用して、化学繊維を紙面に直立した状態で植毛(付着)させて作られたかみです。柔らかなビロードのような表面は光の反射を完全に押さえます。主に撮影用バックグラウンド、ディスプレイなどに使います。カメラ本体やフードなどで内部反射を押さえるために使用する植毛紙です。裏面にノリがついていますので、両面テープを貼る手間はありません。
フードの内部に植毛紙を貼って問題を解消するという手段もあります。この植毛紙とは、黒く短い毛がベルベット生地のように埋め込まれた紙で、通常の黒い紙と比べて表面の反射を抑える効果を持っています。高級レンズのレンズフードでよく使われているので、見たことがあるかもしれません。裏面に糊が付いているタイプならば、適当な大きさに切り取って貼り付けるだけで作業は完了です。
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