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植毛紙の技術はすごいよ!
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ソビエトカメラやスメハチ、スメサンゴ、アガートなど、そのチープさゆえに残念ながら内部反射対策の施されていないものが結構あります。内部反射対策がされていないと内部で光が乱反射し、ぼやっと白くもやがかかったような写真になることがあります。その対策として内部に貼るのがこの植毛紙です。植毛紙の加工と貼り付けは非常に簡単です。ハサミやカッターで切って、裏面のシートを剥がして、貼るだけです。
植毛紙というのは、紙の上に静電植毛し、細かな毛で光を吸収して不要な光の拡散を防ぐものです。自作天体望遠鏡の内面反射防止によく用いられるこの植毛紙は、カメラの内部反射防止にももちろん効果がありますので、上記のカメラをお持ちの方は是非とも入手したいシロモノです。ただし、純粋な植毛紙は現在入手困難となっているのが残念で仕方ありません。やっぱり需要がないからだと思います。
鏡筒先端にガラスレンズが付くシュミカセは迷光を拾いやすく、フードは必需品です。フードは長いほうが、遮光効果が上がります。以前は薄いアクリル板に植毛紙を貼って25cm長さで使っていましたが、けっこう夜露が着きましたし、巻いて持ち運びするのですが割とかさばりました。軽い点では良かったのですが、折り畳み式の長いフードを作りました。細かい発砲スチロールボードを8枚の細長い板に切り、幅広テープで間隔に少し余裕をもってつなぎ合わせ、内側に植毛紙を貼ります。
この間ドール 植毛にはまっている知人から植毛紙のことを教えてほしいと言われました。植毛紙はなかなか手に入りませんが、ビロードならまだ入手できます。ビロードは布に織物でケバを生やしたもので、しっかりしていて脱毛もなく、効果もバッチリだと思います。裏面がシールになっていて扱いやすいですが、少々高価で少々厚みがあることにはご注意を。 内部反射対策として植毛紙を貼っておかないと写真に白いもや状の光が写ったりします。AGATの内部反射はSMENA 8Mより酷いのでこの処理をしておかないとAGATの性能を100パーセント引き出すことは出来ないでしょう。
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