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植毛紙の技術はすごいよ!
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風景や動物などの撮影で三脚を使用することが多い人は、カメラバッグに黒いラシャ紙を1枚忍ばせておくのもよい方法です。この紙をヒサシのようにレンズ上部へかざし、ハレーションを切る通称「ハレ切り」に便利だからです。汎用のレンズフードを使うにしても、ハレ切りをするにしても、大事なのは画面に写り込まない範囲で遮光を行うことです。低価格デジタル一眼レフは、ファインダーの視野が実際に写る範囲よりも狭いため、ファインダーを見て大丈夫だと思っても、フードやラシャ紙が写り混む危険性があるからです。
AGAT 18K は、ファインダー部分に隙間があるのでこの部分からファインダーを通して光が入って写真に赤い光が写り込む場合があります。光が漏れないように隙間を塞ぎます。植毛紙は紙の専門館で裏がシールになっているものを購入しました。植毛紙を直接鏡筒内に貼るほど手先が器用ではないので、クリアファイルに張って丸めて鏡筒に入れる方法を使いました。この方法だとあらかじめ鏡筒内部にぴったり合うよう存分にクリアファイルの大きさを調節できるので、失敗がありません。
対物セルの内部にも植毛紙を貼ります。さらに植毛紙がはれないような細かいところには、エナメル系のつや消し塗料を使ってはけ塗りします。プラモデル製作で培った技能がまんべんなく発揮できる瞬間です。遮光についてC8のノーマルタイプとの違いは、EXタイプは補正板のコーティングが良く、透過率が高いことと、鏡筒内側の黒塗装が良質で内部反射が少ないことにあるようです。これに植毛紙を貼ってさらにどれほど効果があるかわかりませんが、気持ちの問題で、ベタベタに貼ってみました。ノーマルタイプなら是非とも貼って下さい。
植毛ドールもはやっていますね。 フードの内部に植毛紙を貼って問題を解消するという手段もあります。この植毛紙とは、黒く短い毛がベルベット生地のように埋め込まれた紙で、通常の黒い紙と比べて表面の反射を抑える効果を持っています。高級レンズのレンズフードでよく使われているので、見たことがあるかもしれません。裏面に糊が付いているタイプならば、適当な大きさに切り取って貼り付けるだけで作業は完了です。
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