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植毛紙の技術はすごいよ!
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自分で天体望遠鏡を作ることができます。「天体望遠鏡」って、難しい機械だと思っておられる方、多いのではないでしょうか。天文雑誌に載っている望遠鏡は、ほとんどが何万円から何十万、何百万円もするものばかりですね。たまに「造った」「改造した」などという記事が載っていますが、少し専門的で難しそうです。植毛紙は湿気を吸ってしまうので、きちんと管理しないとかびが生えてしまうそうです。ちなみに、オーバーホールに出せば、新しい塗装を施してもらえるそうで、無理を言えば、持ち込みの植毛紙も綺麗に張ってくれるそうです。
最近、あちこちに、自作の望遠鏡を紹介しているページが出来てきました。材料は木材だったり塩ビ管だったり、ホームセンターで揃うようなものばかりで、レンズや反射鏡さえ調達すれば、意外に簡単に、天体望遠鏡が造れるのです。内径より小さめのスパイラルパイプを利用して植毛紙を貼ってゆきます。植毛紙同士がくっつかないように、植毛紙の端を3~4cmくらい裏紙を剥がさないまま、小さめのスパイラルパイプに巻いて慎重に鏡筒内に挿入してゆきます。
鏡筒先端にガラスレンズが付くシュミカセは迷光を拾いやすく、フードは必需品です。フードは長いほうが、遮光効果が上がります。以前は薄いアクリル板に植毛紙を貼って25cm長さで使っていましたが、けっこう夜露が着きましたし、巻いて持ち運びするのですが割とかさばりました。軽い点では良かったのですが、折り畳み式の長いフードを作りました。細かい発砲スチロールボードを8枚の細長い板に切り、幅広テープで間隔に少し余裕をもってつなぎ合わせ、内側に植毛紙を貼ります。
はみ出している部分の植毛紙をパイプの縁に沿ってカッターで切り取ります。カッターの刃の新しい部分で切れば、力を入れずにきれいに切り取れます。主鏡筒への植毛紙を貼り終えました。メーカーが貼ったのよりきれいに仕上がりました。私は鏡筒内部に植毛紙を貼りましたが、遮光環をつけるほうが効果的だと思います。ただ、光路と鏡筒内径の間にそれほど間隔の余裕が無いので、設計が大変です。フードをひとまわり大きな直径で作り、その内側に遮光環をつける方法も聞きました。想像だけで効果ありそうですね。
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